バラスト水管理規制

国際海事機構 (IMO)

2004 年に、IMO 加盟国は、船舶のバラスト水および沈殿物の規制および管理のための国際条約 (International Convention for the Control and Management of Ship’s Ballast Water and Sediments) を採択しました。条約の全文を読む >>

バラストタンク沈殿物の管理要件への参照が、条約の本文全体の数か所かで行われています。 沈殿物管理要件の要旨を読む >>

規制 B-3

条約の規制 B-3 には、条約の実行の日程が記載されています。
規制 B-3 の本文を読む >>

規制 D-2

条約の規制 D-2 には、バラスト水の排水 (または処理) 規準が記載されています。
規制 D-2 の本文を読む >>

規制 D-3

規制の同じページで、規制 D-3 には、条約に準拠するために使用されるバラスト水管理システムの承認手続が記載されています。2008 年版 ロイド船級協会バラスト水処理技術ハンドブックの、これらの手続の説明の本文を表示 >>

特に、条約の規制 D-3 は、同機構 (IMO) が策定したガイドラインを参照しています。
バラスト水管理システムの承認についての改訂されたガイドライン (G8) を読む >>

活性物質を使用するバラスト水管理システムについては、追加のガイドラインがあります。
活性物質を使用するバラスト水管理システムの承認についての改訂された手順
(G9) を読む >>

G9 ガイドラインの第 1.4 条には、次のように記載されています。

1.4 本手順は、活性物質の有効性の評価を目的としたものではない。活性物質を使用するバラスト水管理システムの有効性は、バラスト水管理システムの承認についてのガイドライン (G8) に従い評価されるものとする。


米国環境保護庁 (EPA) 一般船舶許可 (VGP)

2011 年 11 月 30 日、米国環境保護庁 (EPA) は一般船舶許可 (VGP) 草案を発表しました。 VGP 草案と VGP ファクトシートの全文は EPA ウェブサイト (http://cfpub.epa.gov/npdes/vessels/vgpermit.cfm)からダウンロード可能です。

新しい VGP には特定の BWT 技術の評価および承認基準が含まれています。以下に特に重要な事項を紹介します。

· 2013 年 12 月 19 日発効, VGP 第 2.2.3.5.1.1 条に準拠: 「バラスト水処理システム (BWTS) を搭載している船舶の所有者/運航者は、独立した第三者研究所、試験所、または試験機関が実施するバラスト水処理技術の評価に関する EPA-ETV プロトコルに準拠した試験において有効であることが示されたシステムを使用しなければならない」 (VGP 草案の 27 ページ)

· 新しい VGP には、EPA の評価基準に従い IMO D-2 排水基準を満たすことを実証したとして、米国政府により承認された 5 つの BWT 技術が記載されています。 詳細は VGP ファクトシート 78 ページ を参照してください。

  この EPA 技術は以下のとおりです。
    · 脱酸素 + キャビテーション
    · 濾過 + 二酸化塩素
    · 濾過 + 紫外線滅菌
    · 濾過 + 紫外線滅菌 + TiO2
    · 濾過 + 電解滅菌

· 上記 5 つの技術は、EPA の科学諮問委員会 (SAB) がほぼすべての BWT 技術を評価した上で、選出したものです。 評価対象技術の一覧は、SAB 報告書の 表 4.1, をご覧ください。 表 4.1 に記載されていない技術は、EPA の評価基準に従い IMO D-2 排水基準を満たすことが実証されていません。

· 表に記載の VGP 技術には、脱酸素とキャビテーションを利用した N.E.I. の特許取得技術、Venturi Oxygen Stripping™ (VOS) システムが含まれています。VOS システムは EPA VGP 評価基準に完全に準拠しており、IMO D-2 排水基準を満たすことが実証されています。米国政府により試験または評価が再度実施されることはありません。

· 必要な水処理は IMO D-2 排水基準と同じです。 詳細は VGP 草案の 26 ページを参照してください。.

· 段階的導入スケジュールもまた IMO 条約に準拠します。 詳細は VGP 草案の 35 ページを参照してください。 注意: 2012 年 1 月 1 日以降に建造されたすべての船舶は、米国政府により承認された BWTS を使用してバラスト水を処理しなければなりません。

· VGP 草案の公示期間は 11 月 30 日より 75 日間です。 EPA では公衆意見を検討した上で、VGP 最終案を発効日 (2013 年 12 月 19 日) の 12 か月前となる 2012 年 12 月までに発表する予定です。



米国沿岸警備隊のバラスト水管理についての規則

米国沿岸警備隊は現在、米国の領海内で稼動する船舶のバラスト水管理要件についての規制作成を見直し、承認する段階にあります。米国沿岸警備隊のバラスト水管理についての規則の要旨を表示 >>